リベラルアーツを看板に掲げている自分は本当にリベラルアーツのことをわかっているのか?
そんな漠然とした自己ツッコミが以前からあったのですが、かといって何を学べば「わかっている」と言ってよいものか、それもわかりません。
だってそもそも、リベラルアーツの学びは果てしなく広くて深いものですから。
だったらせめて「リベラルアーツとは?」ぐらいはちゃんと語れるようになりたい!と思っていたら、ドンピシャの講座がございました。
川向正明さんの『超簡単 おとなのリベラルアーツ』です。
先日受講して参りました。
川向さんはアメリカのリベラルアーツカレッジを卒業されており、同カレッジで教壇に立たれたご経験や様々なご経歴をお持ちの方で、知人からご紹介頂きました。
まさにリベラルアーツの人!しかも講座が面白い!
これまで僕にとってリベラルアーツの人と言えば山口周さんしか出てこなかったのですが、川向さんのようにリベラルアーツをぐいぐい推進されている方に出会うことができて感動しています。
講座の中身はネタバレになってしまうため書きませんが、川向さんと対話させて頂く時間もあり、僕が社会課題として捉えている近年の理系人材の専門性偏重(自分のコトを棚に上げて書いてますがこれは僕自身の原体験なのです)にも共感頂けたことが嬉しかったです。
この社会課題は我が国の歴史の副産物でもあるのですが、それでもかつての日本の科学者は哲学や文学にも精通していました。
ノーベル物理学賞の湯川秀樹などはまさにそうです。

File:Septem-artes-liberales Herrad-von-Landsberg Hortus-deliciarum 1180.jpg
で、リベラルアーツとは?
「リベラルアーツとは?」に対する僕なりの答えはもうすこし時間をかけて熟成したいと思いますが、講座を受講したことでリベラルアーツの歴史や定義への理解が格段に深まりました。
リベラルアーツと聞くと何だか難しそう・・・と思う方も多いと思いますが、これからも良き日本であるためにリベラルアーツは欠かすことのできないキーワードだと僕は考えています。
と、こんなことをつぶやいていても叫んでも変わらないので・・・
講座でブーストしてもらった志を胸に、微力ながら加西市、播州地域でのフィールドワークプログラムを通じて少しずつ浸透させていきたい所存です。
リベラルアーツに興味のある方は『超簡単 おとなのリベラルアーツ』おすすめです。